フロントを少し乗り上げさせてしまったそうで気になっているそうです。
気になって車を運転すると違和感ばかりを考えてしまって運転も疲れてしまいます。
四輪アライメントで数値もしっかりでますので確認もしっかりできますね。
まずは1Gの締め直しです。
1G締め作業
まずが今回四輪アライメントの前に1Gの締め直しの作業のご依頼もいただきました。
86は前にも何台もノーマルで1Gの締め直しを行っていますが効果は皆さん体感できています。
86はこの状態が一番はやくできます。
フロントは左側を乗り上げしているそうなのでブッシュの具合を見たかったので緩めずに1G状態で緩めて確認をしてみました。
緩み加減は左右あまり変わりない感じでした。
リアはいつもどおりです。ノーマル車の方がスタビの角度がしっかりしていますのでアッパーアームは1箇所やりにくくなりますがそこは経験ですね。
工具がわかっていれば問題なしです。
この状態ってなかなかDIYでは難しですね。DIYで行いたい方は当店HPにやり方を書いていますのでご覧くださいね。
1Gが終わったら四輪アライメントです。
四輪アライメントの測定と調整
さて数値をだします。
フロントの数値は特別左右差も無く通常の数値の違いですがノーマルなのに前後のトーの数値は基準値外で結構外れています。
カムは緩めていないでそれ以外のズレということになりますね。
サーキット走行もされると言うことで現在のタイヤの具合を見てみるとフロントのショルダー部分が削れています。
今回は純正のショックで基準値内で調整可能なネガティブキャンバーに変更をおこないました。
前後のトーは結構狂っていましたので調整後は走りが変わりそうです。
1G締めと四輪アライメント後のインプレッション
試乗ですが当店ではいつもの車両ですが調整前に比べると車両の動きにショック以外の動きがなくなり変な揺れが収まりました。
1Gでの変化でしょう。トーの数値の変化は直進性にでています。フロントのキャンバー量の変更はさほど感じられませんので街乗りでは問題ないでしょう。
サーキットで少しでもショルダーの手前から使えればもう少しグリップも稼げそうですね
足回りに問題ないことが証明できましたのでこれで気にせずドライブ可能になりましたね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 ZN6 1G締め6000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。