奈良県よりロングハブボルト交換と無限ののサスペンションキットの取付、四輪アライメント作業でご来店ありがとうございます。
S660の純正ホイールを装着した際にキャリパーにホイールがあたってしまうので3mmのスペーサーが必要で現在約2.5山ほどしかしまってません。
かなりカミが浅いですね。最低でも4山近くは必要と言われています。
できればスペーサーを入れているのであればもっとネジ山がほしいとなります。そういった時にロングハブボルトに交換をします。
ロングハブボルト交換
ロングハブボルトはKyo-EIさんのホンダ用10mmロングです。
フィットのロングハブボルトは抜き替える際にナックルにボルトがあたってしまい通常のようにローターを外して打ち替えることができません。
ハブを一旦外して打ち換えしてから交換になります。
交換作業
ハブを抜き取りボルトを交換します。
圧入なのでそんな簡単にはハブは抜けません。今回はサビが少ない車両だったので至って固着も無く作業もスムーズでした。
抜き取ってボルトを抜きボルトも入れ込みます。
ボルトの長さは約10mmほど長いです。約10mmで7山近く長いので合わせると9.5山ほどは噛むことになります。
ホンダの純正のハブボルトはホント短いですね。
交換完了です。
あとはローターとキャリパーを戻せば作業完了です。
ホイールナットのカミはかなりの量になりましたのでこれで安心ですね。
続いて無限のサスペンションの交換です。
商品は中古品だと思いますがかなりきれいな商品でした。
無限サスペンションキットの取付
フィットRSの無限の足回りはどのような動きでしょうか。
最近無限のサスキットをつけていないので思い出しながらおこないます。
サスペンション交換作業
まずはフロントです。
フロントはアッパーマウントの上のナットが違う車種用のものに交換されているんだと思いますがスペーサーの大きいものになっていました。
ホンダは上のナットが錆びているか無いかで作業時間が全然変わってきます。この車両は問題無く外れましたので交換も手間取らずにできました。
あとはドライブシャフトを抜かないように変えるだけでショックとスプリングの交換は完了です。
リアは内張りを外してショックのトップナットを外せばショックにアクセスできます
ダウン量は少ないですがトーションビームの付け根とショックの付け根は1Gの為に緩めておきます。
フロントもロアアームのブッシュ部分を緩めて1Gで締め直しをおこないます。
無限サスペンションの車高の高さ
フロントの車高の方が純正にくらべるとダウンしています。
S660のホイールが変わったデザインで社外ホイールみたいに見えますね。
さて取り付け後の試乗です。
このフィットは現在リジカラが装着されています。リジカラと無限サスペンションキットのマッチングはわかりませんが思っていた以上に固めの足廻りでした。車両はフィットRSだからでしょうか。
四輪アライメントのセッティングはこの動きに対応できる数値がよさそうです。
四輪アライメントの測定と調整
部品の装着もおわりましたら最後に四輪アライメントです。
フィットはフロントのみの調整になります。
トーとキャンバーの調整が可能ですがキャンバーはストラットのガタが少ないので調整後の数値もさほどのネガティブキャンバーにはなりません。調整前と比べればポジからネガですから操作性には変化がでます。
トーの数値もしっかり調整をおこない調整作業完了です。
無限ショック取り付けと四輪アライメント後のインプレッション
いい感じの走行ができます。こういったコンパクトカーには少し固めですがRSを選ぶということはスポーツ走行にも適したいっていうのもあると思います。
なのでちょうどよいのかもしれません。
固くとも動きはありますのでコーナーは楽しそうです。
それではこの度はありがとうございました。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け金額 サスペンション交換16000円(税別) ハブボルト交換12000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。