さてかなりのサスペンションパーツの取り付けです。

リジカラ 前後
アールズ エンジントルクダンパー
クスコ 強化スタビライザー
車高調 BLITZ取り付け済み 標準からフロントバネを8キロ L125リア KCテクニカ リア車高調キット
前後強化アッパーマウントゴムへ交換
イグニス ロアアーム アールズ ロールセンターアダプターへ交換

 

の取り付けです。

車高調にリジカラにロアアームにロールセンターアダプター内替えといったかなりの作業です。

 

サスペンション交換作業

まずはロールセンターアダプターをプレスで抜いていきます。
今回はロアアームをスズキイグニス用に交換してロールセンターアダプターを内替えます。
通常は鉄アームは行いませんが今回は新品ロアアームなので当店のプレスでも問題なくできますので交換をしていきます。
まずは打ち抜いて変えていきます。
左右を内替えて続いて車高調です。

車高調は現状のもののスプリングをまずはフロントはMAQSのスプリングに変えます。
結構なハイレートなので伸び側のストロークは気になります。
スプリングが短いので受け皿の位置がスプリングの遊びをなくそうと思うとスプリングシートのザグリ分は浮かせないといけません。何とか遊ばなくはなりましたが少し乗っているとこのプリロードだと遊びがでそうです。

さてスプリングを変えたらスタビとトルクダンパーにリジカラです。

この場合メンバー自体をおろした方が早いです。
さて外していきますがステアリングギアボックスとメンバーを止めているボルトがかなり固いです。
これはつけると時に苦労しそうなのでねじ切りをしておきます。

スタビライザーとトルクダンパーにロアアームも変えてメンバーをつけていきます。
このやり方だとロアアームも外しやすいです。

あとはリジカラを入れてメンバーやブレスバーの締め付け待ちでリアをつけていきます。

 

リアスプリングはKCテクニカのスプリングとアジャスターです。

ショックはブリッツのショックを使いますが一番短くしてもご希望の車高ではスプリングが遊んでします。
今回は車高のダウン量を調整してギリギリのところにしてありますが外れないぐらいの位置で遊んでいないわけではないです。
ショックをショートにするなどの対策は必要ですね。

リアもリジカラをつけていきます。

 

部品がすべてついたら1G締め作業です。

メンバーなども1Gで締め付けていきます。

 

取り付け完了で四輪アライメント調整です。

 

四輪アライメント調整

とてもじゃないけど走れる数値ではありません。

トーも60mmほどトーアウトになっています。
ロングタイロッドエンドが必要ではないかと思うくらいです。
さてキャンバーはできるだけ起こしたいですがロアアームが延長タイプになるのでつけないとホイールも収まっていきません。街乗り仕様でキャンバーをつけて動かないサスペンションで限界で乗れる安全を考えるとそこまでのキャンバーはつけたくないところです。

ロアアームの補正が入っていてハの字状態になっていてよい状況ですがキャンバーをつけなければいけません。
となると沈み込めばキャンバーの動きとしては感えればわかりますが現状のネガキャンバーは必要ない状況です。

難しいセッティングです。

今回はここまでで収めたい数値にしておきました。

試乗です。

 

走りは固くボヨ付きが止まらない感じもそこまではありません。

減衰力最強で少し減衰力が足りないくらいかなって感じです。

タイヤはやはり今後は走らなくてもスポーツタイヤの方がサスペンションを動かせますのでよいかとは思います。
色々とご説明はさせていただき作業完了です。

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。