さてジムニーシエラのリフトアップ作業です。
何台も行っていますがこのメーカーのものはシエラに取付は初めてです。
サスペンション交換作業
コイルスプリング4本交換・ショックアブソーバー4本交換・ラテラルロッド前後2本交換 ・ブレーキホース4本交換 ・ウレタンキャスター打ち替え・スタビ延長ブロック取り付け・エアロッキングハブホース交換・車高センサーステー取り付け・クロスメンバーダウンブラケット取り付けです。
まあ点数は多いですが交換する場所はわかっていますので順序を追って交換していきます。
まずはウレタンキャスター打ち替えからおこないます。
このブッシュはプレスで純正ブッシュを打ち抜いて取付してきます。
距離は148mmと指定がありますのでその数字に打ち込んでいきます。
その他ショックにスプリングにラテラルロッドやスタビ延長ブラケットなどフロントのものを交換していきます。
さて取付に時間がかかったのはクロスメンバーダウンブラケットです。この商品は以前つけたこのあるものとは違いバラバラの状態の商品です。
説明書もありませんので問題部品ですね。
ちなみにこのサスペンションキットの説明書も結構無いものが多いです。
リアは何も問題なく取付できます。
取付して1G締めおおこない四輪アライメントです。
取付は何も問題なく完了できましたがここからが問題です。
この車両はリフトアップ時にハンドルセンターがずれますので必ず修正が必要になります。
四輪アライメント調整でいつものように調整してハンドルセンターを出して試乗すると全く車がまっすぐ走りません。
速度におおじて舵角が変わるのでハンドルセンターとタイヤの方向があっていない状態でコンピュータが補正しているのはわかるのですがなぜずれたかがわかりません。
キャスターの数値もキャスターブッシュを打ち替えて40分ほどの左右差があります。
この部分が打ち替えでの数値の違いなのかが気になりまずは左右ロッドを入れ替えます。
そして測定、それでも数値は変わりませんのでキャスターブッシュは関係ありませんね。
こうなればスプリングは指定位置がありますので交換できませんがショックとその他のパーツは交換可能です。
左右を変えて走行してみます。
そうするとハンドルセンターがかなりずれました。
もう一度四輪アライメントをおこないハンドルセンターを修正してコンサルトをつないで一度センサーを初期化して試乗です。
最近の車両は補正機能がありますので厄介な場合がありますね。
ようやく治りました。
まっすぐ走ります。
時間が迫ってして一気に左右変更などをおこなったので正確な理由がわかっていないのが気になるところはあります。
最近の車は賢いので色々ありますが無事完了できてよかったです。
車高の高さ
見た目が全くかわりますね。
試乗です。
乗り心地は純正より柔らかい感じがします。
車高が上がっているのでふらつき感は純正より出やすいです。
安定感を求めるのであればあまりおすすめでは無いかもしれませんが2インチアップでもゆったり乗りたいのであれば良いと思います。
悪路はよさそうな感じもしました。
それではこの度はありがとうございます。
また機会がございましたらご利用お待ち致しております。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。