ヴェルファイアにTEINさんのエンデューロプラスの取り付けです。
ショックとスプリングのセットで減衰力付きのモデルです。
サスペンション交換作業
まずは説明書を確認して取り付けしていきます。
バンプラバーのカット指定がありますのでカットして取り付けをしていきます。
減衰力は6段戻しの硬めでのセッティングです。
純正のアッパーマウント仕様なので現状のものと交換して取り付けしていきます。
組付けて車両に取り付けですがスタビの穴やブレーキブラケットの穴にTEINさんの塗装が入っていてきついです。
先に削ってつける方がよいかもしれません。いつもはそんなことないのにたまたまかな??
リアの取り付けです。
リアはTEINさんの説明書に組み込んだ時のネジの締め方が書いてありました。
ジャッキアップで上げた状態でネジを締めてください。
この説明だとブッシュのことを考えてはいるのでしょうがどの位置が正確なのかなどの記載もありません。
ジャッキアップでは1G状態までは上げるのは結構厳しいのではにでしょうか?
そしてAGH30系はブッシュは取り外し以外の部分も当然あります。そのことについては説明書には記載はありませんでした。この状態でショックは活かしきれるのかが疑問でした。
しっかり全箇所の1G締めをしていないとブッシュの稼働量が変わりせっかくの商品にも乗り心地に不満がでてしまうのではないでしょうか。
さて取り付け完了で1G締めです。
1G締め
説明書にはない作業にはなってしまますがしっかりブッシュの稼働量を伸び側縮側均等化します。
ショックをしっかり活かせるセッティングになります。
よくそのままのブッシュにしていて減衰力を変えてもあまり変わらないっていう方はこういった作業を怠ってる可能性があると思いますよ。
純正のメンバーブレースも取り付けをご依頼いただいておりますので交換します。
締め付けは当然ですが1Gでおこないます。
締め直し完了後試乗です。
車高の高さ
車高のダウン量は程よくダウンサスくらいのダウンで下がっています。
ショックとスプリングが同一の場合はメーカーマッチングでの乗り心地になりますので狙いがわかりやすいサスペンションです。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整は前後のトーとフロントのキャンバーの調整になります。
リアキャンバーはおおよそ2度付近なのでトーの数値の変化でタイヤの変摩耗も少しは防げると思います。
フロントに関してはちょうどよいキャンバー量なので左右差を合わせて調整してトーを変化させて作業完了です。
TEINエンデューロプラス取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
乗り心地はTEINさんらしく純正を崩さすっていう感じがします。
ショックの減衰力を上げていますのでお客様が少し硬めがっていうまでは固さはありませんが程よい感じではあるとは思います。
ロール感はそれなりにありますね。
直進性などは問題なく走ります。
好みにどれくらい近づけるかになりますが程よい車高で乗り心地をさほど変えたくないってかたにはよいサスペンションだと思いました。
そして差し入れありがとうございます。
スーパードライの新製品楽しみです。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 エンデューロプラス取り付け16000円(税別)メンバーブレース3000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。