久しぶりのアルファロメオです。
ビルシュタインB12の取り付けとスタビリンク前後交換やタイロッドエンドの交換です。
走行距離が増えているのでリフレッシュ交換と同時にチューニングです。
今回はマフラー交換も同時にご依頼を頂いておりましたが錆でボルトが1本外れません。
無理に外すと折れてしまいそうです。この車は触媒部分に直接ねじ切りがしてありますので折れてしまうと穴あけをしてボルトナットに修正をするかの作業が必要になりますが当店では現在マフラー加工の作業はおこなっていないので今回は交換を断念いたしました。
サスペンション部分に錆はさほどない状態なので交換開始です。
ビルシュタインB12取り付け作業
ビルシュタインB12のキットにはリアはダストカバーなどは入っておりますがフロントは純正品の使用になっています。
アッパーマウントは新品のご用意をいただきましたがダストカバーがなかったため現状の物を使用して取り付けです。
現状のダストカバー付きのバンプラバーがかなり劣化しているのでバンプラバーを使っての走りは望めません。
リアは倒立式でダストカバーもセットなのでアッパーマウントのご用意ですべて揃いました。
サスペンションの交換してブッシュを緩めて続いてはスタビリンクです。
フロントはかなりやりにくいです。
スタビ側が外しにくくネジ山も結構サビがひどいです。まずはサビ取りをしてそれからスタートです。
フロントサスペンション交換より時間がかかった気がします。
リアはサビくらいで外しにくい形状ではないのでそんなに大変ではないです。
タイロッドエンドも交換して1G締めです。
1G締め作業
アルファロメオのフロントの足回りはダブルウイッシュボーンです。
アッパーアームは少し変わっていて可動範囲に規制はありません。
その他の部分の1G必要箇所はすべておこないます。
取り付け完了後試乗して四輪アライメント調整です。
車高の高さ
車高は少し前下りのセッティングです。
フロントは結構下がっていますね。
四輪アライメント調整
アルファロメオの四輪アライメントの基準値はすごく独特な数値です。
現状の数値では内減りがかなり出てしまうくらいの数値です。楽しく走るには問題ないとは思います。
さて今回は車高も下がっていますのでこのままの数値ではかなりの偏摩耗をおこしてしまいそうです。
キャンバーが純正より多めになっていますのでその分はトーの数値を変更しましたが基本的にはアルファロメオの数値に従っての調整です。
今後の走り方でタイヤの具合によっては数値の変更をしていくとよりよい状態になっていくと思います。
サスペンション交換と四輪アライメント調整後のインプレッション
ビルシュタインにしては柔らかめのセッティングな感じがします。
しっかりしていますがフロントは大きい段差で可動量が少しバンプストッパーがないので大きく感じますね。
動きはビルシュタインなので良い感じですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 サスペンション交換作業 25000円(税別)スタビリンク同時交換4箇所4000円(税別)タイロッドエンド交換3000円(税別)四輪アライメント調整15000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。