シビックEK9でノーマル車両の四輪アライメント調整です。
左前を乗り上げてしまいそれから左に流れるのが強くなった感じがするそうです。
確認しながら四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整作業
さて測定数値を見てみるとさほど悪い数値では無いです。
ぶつかって曲がっているっていう数値はでていません。
ということは原因は他にある可能性があります。
まずはブッシュ類を見てみます。フロントのショックはOIL漏れで交換しているそうです。
ブッシュ類の亀裂は現在の走行距離が20万キロなのでそれなりの劣化です。
リアに限ってはトレーリングアームのブッシュはかなり亀裂が入っています。
リアはどの部分も亀裂が多いです。
ではなぜフロントとリアでブッシュの亀裂が違うのかになりますがフロントはショックを途中で交換しています。
ブッシュの種類も違いますのでそれだけでは無いですがショック交換をすることにより通常のサスペンションの動きを取り戻します。
サスペンションのヘタリで動きに抑えがなくなったリアは動きの制御がブッシュに影響を与えブッシュへの負担が大きくなっているのも原因の1つです。
適正な所でサスペンション交換できるとその他の部分の保護にもなると思います。
今回は流れの原因もありますので左前をぶつけたということなのでメンバーの開放などをおこないストレスがかかる場所は締め直しをおこないます。
数値は前後のトーを調整できますのでトーの数値を正常化します。
キャンバーの数値も左右差が少しありましたが各部の開放締め付けにより数値はきれいに収まってきました。
試乗です。
左流れは良くなっています。ブッシュが効いていない感じはありますのでそろそろ交換時期ですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしお願いいたします。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。