今回は純正ビルシュタインではなくB12のビルシュタインのCリング溝の位置変更です。
前回当店でB12を装着いたしましたが今回ショックをエナペタル様でオーバーホールをされました。
オーバーホールをしたショックを取り付けしたところ以前当店で取り付けした状態よりかなり車高が上がってしまったそうです。
原因はどの部分にあるのかですね。
今回当店のご予約が少し先になってしまうのでDIYで取り付けを行われたそうです。
車高が上がった可能性としましてはまずは締め付けですね。
一度アッパーアームなどのブッシュを緩めて確認をおこなってみるとそれだけで1.5cmは車高に変化がでました。
今回はせっかくなのでという事で全箇所リング溝を一番下まで下げることになりました。
Cリング溝の変更
Cリング調整はサスペンションをばらしておこないます。
今回アッパーマウントのブッシュが上下逆さまになっていましたのでちょうどバラしますので修正をしておきました。
前後Cリング溝を一番下まで下げて取り付けしました。
車高の変化を出しにくくするためにもしっかり1G締めをおこないます。
1G締め作業
今回は足廻り交換だけでも締め直しで車高の変化が大きくでるのが良くわかりました。
ブッシュの効きは絶大ですね。車両の車高までも変わってしまうブッシュの力なので当然ですが乗り心地にも大きく影響をしてきます。ブッシュを正常化しないとビルシュタインのサスペンションの威力も半減してしまいますね。
1G締めを完了させて試乗後四輪アライメント調整です。
車高の変化
現状がB12のオーバーホール後でCリング溝1番下の状態になります。
四輪アライメント調整
ロードスターは車高の高さにより基準値が違うお車になります。
今回車高の高さを図ってみると純正の高さギリギリ一番低い状態でした。
さて高さもでましたので四輪アライメント調整です。
四輪アライメントの数値は以前当店の仕様でおこなった数値で再調整となりましたが今回タイヤの内減りが少し見られましたので少し数値変更をおこないました。
きれいな数値になり四輪アライメント調整完了です。
ビルシュタイン車高調整と四輪アライメント調整後のインプレッション
車高の変化と1Gの変化で乗り心地の違いがでていますね。
ショックの効いた感じがものすごく感じられます。
数値に関しましては以前と同じ感じで走れると思いました。
取り付けの変化を確認できました1台でした。
それではこの度はありがとうございました。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け金額
Cリング変更16000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。