現在RS-Rのダウンサス装着車でフロントの異音が気になるそうで今回はTEINさんのハイテクを選ばれました。

ハイテクは1本1本しっかり梱包されています。どこかのメーカーとは違いますね。

さて異音ですが音はハンドルを切るとコッコッコって言う音です。
音の原因はバンプタッチによる音ですね。
改善にはバンプカットもしくはメーカーの言うグリスアップになりますがもともと1巻きカットされていてさらにカットになると車高の変化もかなり出てきます。
問題ですね。適正のバンプ量で作っていないスプリングって問題が多いですね。

今回はTEINさんのハイテクです。
カット量は41mmカットと指定があります。
現状のカット量よりさらに1巻きカットです。

 

サスペション交換作業

さて交換をしていきます。
ヴォクシーは簡単な車両に入りますのでそこまで手間のかかる部分もありません。
まずは交換してバンプカットをして成形をしていきます。
ストローク確保できますのであとはショックとスプリングの性能となってきますね。

リアはスプリング交換のみです。

タイヤも外しませんので作業も早いです。
1G状態の写真ですがかなり密着している状態になりますね。
サイレントラバーが巻かれていますので異音対策でしょうね。

1G締めもすべて内側より可能なので交換してブッシュ部分を1G締めをおこなって取り付け作業完了です。

 

車高の高さはRS-Rよりも上がっていますね。
写真を撮り忘れてしまいました。申し訳ございません。

 

試乗後四輪アライメント調整です。

 

四輪アライメント調整

さて調整をしていきます。
この車両はストラット部分でのキャンバーの変化でトーの数値の変化が多い車両です。
まずはキャンバーを決めてからトーの修正を行っていきます。
外減りが多い車両なのですがロアアームの角度を見ると外減りが出やす感じがわかります。
今回はトーの数値もキャンバーの数値も基準値とは少し変更をして調整しています。

調整完了で試乗です。

 

TEINハイテク取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション

 

さて試乗です。

ホイールが19インチのホイールになり扁平タイヤになります。

乗った感じはかなりタイヤの突き上げ感を感じてしまいますね。
ストロークが出た分余計にタイヤを感じる気がします。
純正のショックの吸収力で19インチはやはり少し厳しい感じがします。
ダイレクト感を受け止めてくれるショックの減衰力が必要ですね。
ですが減衰力を上げると今度はボディ自体が固さを止めるためまたそこでかたさを感じます。
そうするとブレスバーなどで固さを抑えていくのですがボディが動かなくなるため街乗りでは違和感がでます。
やはりヴォクシーの剛性ですと18インチで尚且つ柔らかめのタイヤがあっている感じがしますね。

乗り心地を追求していくと難しいことになっていきますのである程度の妥協が必要になってきそうですね。

 

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け工賃 ダウンサス取り付け17600円(税込)四輪アライメント調整11000円(税込)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。