コペンのリアトーションビーム交換です。

メーカーはアヒル紹介と言うメーカーのトーションビームです。

トーションビーム交換作業

さてこのトーションビームはロールセンターとキャンバーの変更ができるトーションビームです。
商品の方を見てみると中古のトーションビームに切断溶接っていう感じです。溶接の仕方も左右の盛り方もかなり違いますのでなんだか気になります。
トーションビームブッシュも中古で結構な亀裂がある商品ですね。

 

コペン用というわけではなさそうな商品ですが取り付けに苦労しそうな気配満載です。

まずは純正を外してこのトーションビームに交換をします。

説明書にはABSセンサーを削るよう支持があります。なんでも中の鉄が見えても削ってつけろみたいな書き方です。
これってまずトーションビーム側を加工してくるのが車種用と言うのでは無いでしょうか?これでは汎用品になってしまいますね。

まあ説明書に加工と書いてありますので加工します。これで取り付けができると組付けキャンバーを4度くらいにしたいとのことなのである程度のいちに取り付けしようとすると今度はABSセンサー本体が台座にあたりキャンバーがつけれません。
今度はまた外してトーションビームの当たる部分を削ります。なんだか設計不足の商品の気がしてなりませんね。

それでも当たる部分は削ってなんとか完了ができました。

フロントの車高を変更して四輪アライメント調整です。

四輪アライメント調整

さて四輪アライメント調整です。

このトーションビームのキャンバー調整は毎回外しての調整が必要です。

左右同じ位置につけるとキャンバーの数値の違いは1度ありトーの数値も左右差が結構あります。
これは精度の問題ですね。


調整できるのはキャンバーのみになりますので位置を変更して一番左右の差が少ないところに合わせますが20分ほどの左右はどうしても埋まりませんでした。
フロントのキャンバーは3度に左右差をあわせて調整していきます。
トーの数値を変更して四輪アライメント調整完了です。

 

さて試乗ですがフロントの右から異音がします。
下から見てみると車高調のブレーキホースのブラケットと車体側のブラケットがあたって異音がしています。
もともとあたって感じがありブレーキホースも結構ダメージを追っていますがサビがあるので結構前からこの状態だった感じですね。

その部分を当たらないようにして走行可能になりました。

 

スタビバーブッシュの亀裂が結構ありハンドルの修正力がかなり低下していますのでここらへんの純正部品はそろそろリフレッシュはした方がよいでしょうね。

しかし作業にかなりの時間がかかりました。

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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