走行距離が多くなったためリフレッシュ交換でショックと純正部品の交換と四輪アライメントのご依頼をいただきました。
スプリングも迷われたそうですが純正スプリングは値段が高いため断念されたそうです。
ゴム類もすべてお持ち込みいただいておりますので部品を見ながら取り付けします。
スタビリンクやスタビブッシュもあります。
そのほかダストカバーにスプリングの上下につくスプリングやアッパーマウント、純正新品ショックとスプリング以外のサスペンション部品は大体あります。
サスペンション交換作業
前後のショックと純正部品を交換していきます。
スカイラインはダブルウイッシュボーンとマルチリンクですね。V35からこのサスペンション構造ですね。
V35はフロントのロアアームが走行距離が多くなると破損が多かったですがV36からは改善されています。
V37になると今度はリアの形状がフーガと同じになりました。色々変更がありますね。
フロントショック交換
フロントはスプリング以外はすべて交換です。
アッパーアームやロアアームも見ておきましたが距離の割にはブッシュの亀裂はない方だと思います。
スタビブッシュも交換です。
グリスを付着して取り付けをおこないます。グリスはゴムに攻撃の少ないグリスを使用しています。
リアショック交換
リアショックとスプリングの上下のゴムも交換します。
新品って厚みを見てみると結構違うんですよ。
リアのスタビブッシュも交換を行いました。
前後すべての部品の取付完了です。
取付後はしっかり1Gで締め直しをおこないます。
1G締め
スカイラインはほぼブッシュで構成されています。
この作業でも乗り心地の変化はかなり出てくると思います。
今回は車高の変化はすくないですがそれでも乗り上げ等の問題があるかもしれません。しっかりおこないます。
1G締めの後は試乗です。
スプリングはそのままですがかなりしっかりしました。新しい足回りとすごく感じます。
あとは四輪アライメントを整えれば完成です。
四輪アライメント
スカイラインV36の調整箇所は前後のトーとリアのキャンバーになります。
新品のショックの純正なので今回は純正基準値にしっかり調整をおこないます。
調整可能箇所は基準値に収めることができました。車高の高さが初期の状態に戻っているんでしょうね。
日産車結構新車時でも数値が悪い車両が多いですから。
さて調整完了し試乗です。
いいですね。純正ショックの新品をあまりつけることがないのでスプリングのヘタリも考えるとどうかなって思っていましたが全然スプリングのヘタリは感じませんでした。
ノーマルってこうだなって感じでした。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 ショック交換と純正部品の交換16000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別) 純正部品処分代金1000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。