KYB NEW SRショックと純正部品の交換

KYBNEWSR

走行距離がかなり多いプリウスのショック交換です。今回はその他の純正部品もすべてありますので交換は問題なくおこなえます。

フロントの画像は撮り忘れてしまいましたがバンプラバーの中に破れたダストカバーが巻き込んでショックのロッド自体をロックしていました。

これではバンプタッチ時にかなり乗り心地が悪化してしまいます。

このダストブーツの亀裂の部分がショックのロッドに巻き込んでOIL漏れを起こしているのもよくあります。

今回はすべて新品なので交換に問題は無いです。

リアサス交換

リアも同じく交換完了です。

リアは内張りなどを外さないと交換はできませんので内張りやダクトなどを外しアクセスします。

ショック交換

20のプリウスは30系とは違いショックとスプリングが一体のモデルです。カローラなどと同じ足廻りですね。

さて1Gの締め直しをして試乗しようとするとメーターに三角の赤のビックリマークがついています。

特別センサーも外していないのになぜ?とりあえずコンサルトをつないでエラーを調べて見るとHVバッテリー用LOW冷却ファン不良とでています。

後ろの内張りを外してファンダクトを外しているとでと思いもう一度外して見て確認してみても問題はなさそうです。

バッテリー上のファンダクトは冷たく無いので調べて行くとファンアクトに固定してあるリレースイッチを揺すって見るとファンが動き出しました。

コンサルトでエラー消去してもう一度始動すうとビックリマークは消えました。

 

このリレーです。

とりあえず試乗して四輪アライメントです。

試乗では乗り心地はかなりしっかり感が戻っていると思います。純正のスプリングのヘタリ具合とKYBのショックの減衰アップのマッチングが少し気になりましたが問題なさそうです。

四輪アライメント

プリウス

四輪アライメントはフロントのキャンバーとトーの数値を調整します。

車高は変化が無いので数値もそれほどと言う感じですが試乗時に少し狂っている感覚がしていました。

数値はやはり偏摩耗が出るレベルの数値でした。

しっかり調整をし作業完了です。

さて試乗です。

エンジン始動でまたビックリマークです。

もう一度リレーを少し揺すってみるとやはり動き出します。

一度接点がONになればエンジン始動中は問題ないのですがリレー不良ですね。今までは何とか同じ位置で保っていたでしょう。

お客様にはご説明をさせていただきました。

無事ご自宅まではマークもつかず走行できたそうです。

リレーも消耗品なのでいろいろと走行距離が増えてくると問題が出てくるかもしれませんね。

それではこの度はありがとうございます。

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取付工賃 サスペンション交換16000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)純正処分代1000円(税別)

 

 

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。