タントでRS-Rのダウンサスの取付と四輪アライメントのご依頼をいただきました。

車高のダウン量をRS-Rのホームページで確認すると5cm近くのダウンです。

結構下がりますね。同時にタイヤ・ホイールセットの取付もご依頼をいただきました。

SSRのホイールです。

Ti2000 タント

まずはRS-RのTi2000の取付です。

たしかヘタリ保証がついた商品ですね。

・Ti2000シリーズ
チタン配合の新素材が耐ヘタリ性をはじめ、あらゆる面でダントツの性能を発揮。 最高峰だからこそできる「ヘタリ永久保証」付きです。
ただ車高を下げるだけではなく、乗り心地に対しても細心の注意を払いました。ビギナーの方でも、その違いが分かる快適な乗り心地です。
引用元 RS-R様 SPORT-SERVICE RS R / 製品案内-サスペンション

スプリングは色々なメーカーがでていますがメーカーによって硬さも違えば乗り心地も違います。

選ぶのはメーカーがたくさんありすぎて難しいですね。もちろん取付方によっても乗り心地は変わってきます。

サスペンション取付

まずはフロントからの装着です。

フロントは5cmのダウンですと最初にバンプからの量をはかるとかなり厳しいストローク量になります。

フロント装着

この車両のバンプラバーは取付方を変えればダストブーツもついたままバンプカットできます。

カット分は4cm程度なのでこれでカット分はちょうどストローク分になりました。

RS-R自体はカットを推奨していないのですがあまりにも乗り心地が悪くなってしまうので今回はカットです。

できればエスペリアさんのバンプラバーがちょうど良い長さにこの手のバンプはなると思います。

 

リアRS-Rダウンサス タント

リアの形状はトヨタ車のトーションビームの小型版です。

トーションビームの1Gとフロントロアアームの1Gでかなりの乗り心地の変化がでます。

この車両のフロントのロアアームはかなりやりにくいので工具の入れるコツが必要です。

リアスプリングは左右で長さが非対称のスプリングにRS-Rの場合はなっていました。

純正を見てみると純正は同じ長さです。

左右差がでる車両なんでしょうか。こういったスプリングの違いは直進性に結構影響がでています。

リアのトーの入りが直進性にも影響してきますので道を選んでしまう場合があります。

難しいことになりそうな予感がします。

RS-Rダウンサスの車高の高さ

結構下がっていますね。

前後ともにお下がっていますがフロントはもともとかなりのクリアランスがありましたのでダウン量でいったら6cm近いのではないでしょうか?

もともとRS-Rのスプリングがバンプに乗っかっていた状態だった可能性があります。ということは開発はどうなっているんでしょう?バンプタッチでホイールのインチアップをしていますので考えられない乗り心地が予想されますね。

他のメーカーですとダウン量がすくなかったり色々ありますができれば乗り心地が良い方がいいですもんね。

試乗でも直進や段差に対する乗り心地は問題ないですがコーナーのロールは少し気になります。

この手の背が高い車両はロールがもう少し抑えられると良い感じがします。四輪アライメントで何とか多少は何とかなります。

四輪アライメントの作業

 

タントLA600

タントはフロントのキャンバーとトーの調整が可能です。

キャンバーも思っていた以上に調整幅がありましたので今回はタイヤの扁平なども考えてキャンバーとトーの数値を決めました。

これで多少はロールや直進感が補えそうです。

RS-Rのダウンサス取付と四輪アライメント後のインプレッション

先程お話したリアのスプリングの違いはやはり道により出ている感じがします。

同じ道で1車線の通りを行き来してみると動きが違います。

ハンドルの戻る力に左右差を感じます。ストロークはありますのでそこまでは気になりませんがそういった違いはやはり左右非対称の場合はでますね。

コーナーリングは調整前に比べればかなり走りやすくなったと思います。

取付方により乗り心地の変化は同じ物でも違いがでてきますね。ココらへんは経験です。

一番最適になったと思います。

 

それではこの度はありがとうございます。

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取付工賃 サスペンション交換工賃12000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)

 

 

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。