GRカローラのサスペンション交換です。
この車両は初ですがGRヤリスと同じなのでそこまでの手間はありません。
クスコの車高調はピロアッパー調整式でブラケットも調整式になっています。
アッパー側はアッパーパネルがあり調整は通常不可となりますので調整箇所としては中々難しい車高調ですがブラケット側に調整機能がありますので範囲内であれば単純にキャンバー調整でなんとかなります。
車高調取付作業
ダウン量は前後4cmでのセッティングのご依頼です。
まずはクスコの推奨を見て取付をしていきますが推奨よりは前後ともにダウンになりますね。
前後まずは仮組みで取付をして車高を合わせていきます。
車高調整
クスコの車高調をそのまま取付して寸法はメーカー推奨ダウン量と同じです。
調整幅はフロントは残り5mmのダウンが可能でリアはだいぶとまだ調整量は上下にあります。
さて調整して1Gしめをおこなっていきます。
この作業完了で四輪アライメントです。
四輪アライメント
リアのキャンバーは-3度30分ほどになっていますね。
GRヤリスと同じになりますのでこのキャンバーは多いですがもともとのセッティングからですとローダウン量を考えればこの数値も納得ですね。
フロントは打ち合わせのキャンバーがある程度ありますのでそのキャンバーに変更をしていきます。
ブラケット側のスペーサーを回しながらの調整ですがものすごくやりにくいですね。
トーの数値も変更してさて試乗です。
クスコも単筒式の倒立なのでショックの強度はかなりありそうですね。
減衰が高めのセッティングでもそこまで感じさせないですね。
馴染での変化はあると思いますのでその後に減衰力は好みに合わせられると良いと思います。
それではこの度はありがとうございます。
また機会かございましたらご利用お待ちしております。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。
