TEINさんのFLEXZの取り付けです。
車高は結構低くしたいそうです。TEINさんは乗り心地がソフトなのでローダウン可能でも結構運転が大変になりそうな予感があります。
車高調取り付け作業
TEINさんの車高調で車高を低く設定することがすくないのでどれくらいのダウン量なのかが気になります。
車高調は18系から21系まで共通なので説明書でプリロード等が違います。
もともとのセッティングは45mmです。
今回はローダウン量が多いのでプリロードも変更して取り付けをおこなっていきます。
初期セッティングを変えて取り付けしていきます。
クラウンはかなりの台数をおこなっていますので作業的には車高のセッティングが決まれば1G+四輪アライメント調整でおおよそ2時間あれば完了できます。
リアはマルチリンクです。
ブッシュ部分もすべて緩めて車高調を取り付けしていきます。
ブッシュを緩めた状態で完全に車高調だけで車両が保持する状態で車高調整します。
ブッシュが効いていたりすると車高も変化がでます。よくなじみなんて言葉を使っているお店もありますが1Gやブッシュの意味がわかればその言葉もなくなりますね。メーカーも車高調の年間の変化は2-3mm以内っていっていますし。2-3mmも馴染みではなくへたりですけどね。
車高の高さを決めて1G締めをおこないます。
1G締め作業
クラウンのサスペンション交換では一番と言っていいほど重要な作業です。
車高調の高さがきまれば今度はブッシュを正常な動きにできるように締め直していきます。
この部分にテンションがあると乗り心地の悪化やブッシュのダメージにつながりますので何もいいことが車にはありません。車がサスペンションだけで動いていないということがよくわかります。
締め直し完了で試乗後四輪アライメント調整です。
車高の高さ
かなりの車高の変化です。
下回りは気になりますね。
四輪アライメント調整
車高が結構低いので四輪アライメント調整での数値も変化させていきます。
前後のトーの数値が調整できますのでしっかりおこないます。
キャンバーがついているから内減りはでてしまうのでと言われますがキャンバーと同様にトーの数値でも内べりや外べりがかなり出てくるんですよ。
むしろトーの数値の方が重要だったります。
しっかり調整して内べりはでますがそれでも長くタイヤが使えるように走りは少し置いといて調整をします。
車両の用途で数値も変化させていきます。
調整完了です。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
さて試乗です。
車高はかなり低いですが乗り心地は純正より少し硬いかなって感じのセッティングです。
車高の高さにはあまり比例していない乗り心地なので走れてしまうのでよけいに段差などが心配になります。
走れても下回りは低いので気にせず走ってしまうっていうのが問題なんです。
車高調のスプリング交換と言う方法もありますので今後の運転次第でいろいろ考えられるとよいでしょう。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 車高調取り付け18000円(税別) 四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。