今回はリアの車高調整と1G締めに四輪アライメント調整でのご依頼です。
追加の作業で各部の取り付けを見てほしいとのことでした。
取り付けしたお店に不安があるとのことです。
車高調調整作業
ブレイドのリアは独立式のサスペンションでマルチリンクです。
なので車高調整にはスプリングの脱着が必要になります。
スプリングの脱着して上記のアジャスターを調整します。
車高の高さは現状の左右差高い方に合わせ1cm上げで調整です。
ロアアームを外す際に1箇所ボルトが締まっていない箇所がありました。フロントのアッパーマウントのネジも締まっていなかったそうです。(こちらはご自身で締め直しをしたそうです。)
足回りのスプリングを外す際にスタビリンクの脱着が必要な足回りです。
上記のブッシュは社外品のスタビリンクの取り付けブッシュです。潰れ方がかなりひどいです。
締めすぎとブッシュの強度不足、ブッシュに対して皿が小さすぎるんでしょうね。
交換が必要ですね。
今回は1G締めも同時に頂いております。
当店の車高調整はおおよそマルチリンクは4000円(税別)~5000円(税別)で左右の調整になります。
ではダウンサスでも同じ金額ではと思われる方も見えますが当店では1G締めもダウンサスや車高調の取り付け金額に入っていますので車高調整のみの交換はこの工賃なんですよ。
交換は1G締めは別途ご予約をいただいておりますので締め直し作業をおこないます。
1G締め作業
1G締めの作業です。
リアはピロボールも多く混在していますのでブッシュ部分を見極めて締め直しをします。
締め直し後試乗して四輪アライメント実施です。
四輪アライメント調整
今回はフロントのキャンバーも付けたいと言うことで調整にいたるわけですがRS-Rの車高調はピロアッパー調整式というよりはアッパーマウントの取り付け変更と言う形になります。
サスペンションを脱着してアッパーマウントをひっくり返して締め直すとキャンバーが固定ですがつけることができます。
細かい調整はロアブラケットで調整します。
アッパーを変更して車両に戻す時にスタビリンクの長さを見てみるとかなりの位置になっています。
調整式スタビリンクが装着されていますがこの長さなら純正の方がましな位置だと思います。
ターンバックルなので合わせて調整を行っておきました。
キャンバーの変更とトーの数値の変更で数値もかなりきれいになりました。
キャンバーは1度30分ほどなのでご希望までは付きませんでしたが現状ではめいいっぱいです。
試乗です。減衰力が街乗り用で柔らかくしているそうです。スタビがTRDに変更されていますのでスタビのコツコツ感が少し感じられます。
調整前も乗りましたがスタビの動きはかなり変わった感じがでています。
あとはリアのスタビブッシュですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 車高調整1箇所1500円(税別)1G締め6000円(税別)四輪アライメント10000円(税別)フロントのキャンバー変更4000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。