TEINのフレックスZの車高調整です。
Z33のリアは別体式の足回りなのでスプリングは脱着しての調整が必要になりますね。
車高調整作業
まずはフロントからの調整です。
Z33はフロントはダブルウイッシュボーンなんおでロックリングの締め付けはそんなに高くないです。
調整は3個あるリングの一番下を緩め上部の2箇所のリングをしっかりロックして回して調整をします。
今回はダウン方向に調整です。ネジのピッチ分回しただ寸法だけ車高が下がるわけではなくレバー比って言うものがあります。
レバー比はタイヤとショックまでの距離感で内側の物は外側に対して比重が変わります。
なのでそれを計算して寸法をだしていきます。大体の説明書がしっかりしているメーカーは書いてありますよ。
リアは別体式です。
リアも同じくレバー比を計算して車高を調整します。大体で行うと何度もスプリングを外すはめになります。
今回は1G締めもありますので最初にブッシュを緩めて車高の調整をおこないます。
あとで1G分の車高の変化を避けるためです。
車高は極まれば1G締めです。
1G締め作業
フロントはダブルウイッシュボーンなのでアッパーアームとロアアームがあります。
必要箇所をしっかりおこないます。
リアはマルチリンクです。
Z33はアッパーアームがいつもかなりのトルクでしまっていますので緩めるのにかなりの労力が入ります。
ショックの長さはこの時点で調整をおこないますのでしっかり見定めて調整ができます。
同時にリアのキャンバーアームを取り付けします。
KTSさんのキャンバーアームです。
トーの加工カムはアムテックスさんの加工カムが装着されていました。
なぜそれだけついているかは不明でした。
車高の変化
今回はフェンダーとの隙間をなくして前後のバランスを整えています。
見た目がかなり変わりました。
四輪アライメント調整
最後にしっかり四輪アライメントです。
Z33は前後のトーとリアのキャンバーの調整が可能です。
今回はリアに調整アームを取り付けしましたのでリアのキャンバーは思うように調整ができました。
車高の高さもありますのでキャンバー角は少し付けて調整をおこないました。
ですがノーマルアームの時の用な数値では無いです。
前後のトーもしっかり調整をおこない四輪アライメント作業完了です。
調整後の試乗です。
結構フェンダーとの距離がギリギリですがすることもなくバンプもクリアーできていますので良かったですね。
イメージがかなり変わりました。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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