かなり手の入っているセルボです。

車高調にフロアバーやエンジンなどいろいろやってありますね。

さてまずは1G締めからです。

ボルトナットを緩めようといつものトルクでびくともしません。
ボルトナットは新品に交換されていますので固着はなさそうですが全く動かないです。
超長いスピンナーハンドルで緩めて何とか緩みました。
しかもリアは全箇所それくらいのかたさです。
もうボルトのトルクもはるかに超えています。

リアは何とか緩めてボルトの適応内トルクで締め直しをしてフロントです。

フロントのロアアームのボルトは頭が14サイズです。
長いスピンナーハンドルなんかで回したら折れてしまう可能性があります。
タイヤも外してできるところまでは行いましたが今回は諦めました。

どんなトルクで締めているのかはわかりませんがやりすぎですね。
修理工場でおこなったそうなので気になるのであれば一度緩めてもらって規定トルクで締めることをお勧めしますが四輪アライメント調整に影響がでますので次回調整する機会があればにした方がよいかもしれませんね。

四輪アライメント調整

さて車高調はピロアッパーマウント調整式です。

ブラケット側は調整幅は20分ほどしかありませんでした。
アッパーマウントは外して付け替えればひょっとするとネガに調整できるようになるのかもしれませんがわかりません。

今回はサーキット走行での使用をしたいそうでキャンバーをつけてほしいとのことでした。
現状ではMAX1度までしか付きませんでした。

もっとキャンバーをつけたいのであれば車高調をばらすかキャンバーボルトをご用意されるとよいと思います。

さてトーの数値はご来店時はびっくりする数値です。車のボディにタイヤカスが付いている原因はこれですね。

しっかりご希望に調整して数値もきれいになりました。

車高調の動きがサーキット向けなのでできればタイヤはハイグリップタイヤが望ましいかもしれませんね。
現状のタイヤですとショルダー負けが感じられますね。

直進性や安定感は調整後はかなりの変化となりました。

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け工賃 1G締め3300円(税込) 四輪アライメント調整11000円(税込)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。