さて今回1Gの締めと四輪アライメントにて作業ご予約の方を頂いておりましたが作業内容を変更し乗り心地を改善してから1Gと四輪アライメントの作業を行うことに変更しました。

さてリアの突き上げがひどいということです。

車高調はブリッツの車高調で取り付けはそのまま取り付けを業者様で行ったそうです。

1Gの締め直しなどは行われている形跡は全くありませんでした。

1Gも乗り心地の改善ですがその前にブッシュを動かせるストロークが必要になります。

ショックのストロークは大体そのまま取り付けてもおおよそのセッティングがブリッツは出ていますのでよっぽど無いと言うことはありません。

でも突き上げがある?これは皆様悩まれている方が多いです。

大体、お店に見せても車高調の問題で済まされることが多いそうです。ショックのストロークがあるからストロークが無いわけでは無いって言われるそうですよ。

さてヴェルファイアやアルファードの30系はリアは独立式サスペンションが採用されました。

ショックとスプリングも別体モデルで純正ではショック側にはバンプラバーは無いんです。

スプリング側にバンプラバーが入っているんです。

と言うことはローダウンしてスプリングが短くなったと言うことはその間にあるバンプはそのままでは当然バンプタッチします。ショックのストロークがあろうが当然車両のストロークは無いです。

これがリアの突き上げの問題です。

バンプラバーをしっかりストローク量出してあげれば動きが出せます。

そこで初めてショックが生きてきますね。

なしや切りすぎはダメですよコーナーでの適度なタッチは大事なんですよ。

そしてバンプカット部分も整形するとタッチ時の感じも変わってきます。

 

あとリアのスプリングにグリスが吹き付けられていました。

そのグリスに石などが付着してロアアームはすでに削れていました。

きれいに拭き取り取り付けし直しをしておきました。

運転席側はバネがずれていてロアのゴムが変形していましたのでその部分も修正しました。

本当は1G締めも行いたいのですが今回はタイヤの溝が無いので少し先にタイヤ交換と1G締めと四輪アライメントでご予約の方をいただきました。

試乗です。

リアはストロークもありますので突き上げ感はでません。

乗り心地はブリッツの車高調の乗り心地ですがやはり1G締めがしていない分リアの動きにゆとりがありません。

ブッシュがしっかりするともっと道路への適応が最適になりますので本来のブリッツの車高調の動きやヴェルファイアの良さが出てくると思います。

 

それではこの度はありがとうございます。

また来月ご来店よろしお願いいたします。

 

参考取り付け工賃 リアバンプカット 10000円(税別)

 

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。